判断を誤らないための基本的な考え方
外注を検討する際、多くの会社が最初に悩むのが
「どの業務を外注すべきか」という点です。
しかし実際には、
外注向きかどうかは業務内容そのものではなく、
会社の状況や役割整理によって決まります。
この記事では、
外注すべき業務・すべきでない業務を
判断するための考え方を整理します。
「外注できる業務」と「外注すべき業務」は違う
多くの業務は、技術的には外注可能です。
- 営業
- Web制作
- 広告運用
- 事務作業
しかし、
外注できる=外注すべきではありません。
重要なのは、
その業務が自社にとって
「どの位置づけにあるか」です。
外注すべき業務の特徴
外注が機能しやすい業務には、
いくつかの共通点があります。
① 専門性が高く、社内にノウハウがない業務
- 専門ツールや知識が必要
- 学習コストが高い
- 社内で育てる余裕がない
このような業務は、
外注によって時間と労力を節約しやすくなります。
② 一時的・限定的な業務
- 短期間だけ必要
- 常設するほどの頻度ではない
こうした業務を内製化すると、
人員やコストが過剰になりがちです。
③ 明確な成果やアウトプットが定義できる業務
- 納品物が明確
- 成果指標が共有できる
成果が定義しやすい業務ほど、
外注との相性は良くなります。
外注すべきでない業務の特徴
一方で、
外注に向かない業務も存在します。
① 経営判断や方向性に直結する業務
- 事業方針
- 戦略設計
- 優先順位の決定
これらは、
外注できても、外注すべきではありません。
外部に任せると、
自社の判断力が弱くなりやすくなります。
② 社内にノウハウを残したい業務
- 継続的に改善が必要
- 自社の強みになる業務
これらをすべて外注すると、
長期的に見て
自社に知見が蓄積されません。
③ 社内調整が多く必要な業務
- 関係部署が多い
- 状況に応じた判断が頻発する
こうした業務は、
外注との情報共有コストが高くなり、
かえって非効率になることがあります。
判断に迷ったときの整理ポイント
外注すべきか迷ったときは、
次の視点で整理してみてください。
- この業務は自社の「核」か「補助」か
- 継続的か、一時的か
- 成果を定義できるか
- 将来的に内製化したいか
これらを整理すると、
外注すべき業務と
そうでない業務が見えてきます。
外注と内製は「切り替え可能」で考える
外注と内製は、
固定されたものではありません。
- 最初は外注
- 慣れたら内製
- 必要に応じて再外注
このように、
状況に応じて切り替える前提で考えると、
判断が柔軟になります。
外注は目的ではなく手段
外注は、
業務を減らすための目的ではありません。
- 何を守り
- 何を外に任せ
- どこに集中するか
この整理の延長線上に、
外注という選択肢があります。
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