― 人材育成サービスを選ぶときの判断軸 ―
社員研修を検討していくと、
多くの企業が次の段階で迷います。
- 講師を呼ぶ研修がいいのか
- アプリやeラーニングのようなサービス型がいいのか
どちらが正解かを知りたくなりますが、
ここでも重要なのは
「自社に合う前提はどちらか」 を整理することです。
本記事では、
講師型・サービス型それぞれの特徴を整理し、
判断の軸を明確にします。
講師型研修の特徴
講師型研修とは、
外部講師を招いた集合研修やオンライン研修を指します。
一般的に、次のような特徴があります。
- 短期間で共通理解を作りやすい
- 双方向のやり取りが可能
- モチベーション喚起には効果が出やすい
一方で、
- 日程調整が必要
- 継続実施の負荷が高い
- 研修後の定着は別途設計が必要
といった側面もあります。
サービス型研修の特徴
サービス型研修とは、
アプリやeラーニングなど、
継続利用を前提とした研修サービスを指します。
特徴としては、
- 各自のペースで進められる
- 管理・記録がしやすい
- 継続前提の設計がしやすい
一方で、
- 自発的に使われないと止まりやすい
- 強制力は弱くなりがち
- 初期の目的設計が重要
といった点があります。
判断を分ける3つの視点
講師型・サービス型のどちらが向いているかは、
次の視点で整理すると判断しやすくなります。
① 研修の目的は「意識づけ」か「習慣化」か
- 意識を揃えたい
- 方針を伝えたい
といった目的が強い場合は、
講師型が合うケースがあります。
一方、
- 継続的にスキルを伸ばしたい
- 日常業務と並行して進めたい
場合は、
サービス型の方が成立しやすくなります。
② 管理・運用にどこまで関与できるか
研修は、
導入よりも運用が重要です。
- 出欠管理
- 進捗確認
- フィードバック
これらに人手を割けるかどうかで、
選ぶべき形は変わります。
③ 現場の業務負荷との相性
現場が忙しい状態では、
- 日程固定の研修
- まとまった時間が必要な研修
が負担になることもあります。
業務と並行できるかどうかは、
重要な判断材料です。
「どちらか一方」に決める必要はない
ここで強調したいのは、
講師型かサービス型かの二択で考えなくてよい
という点です。
- 初期だけ講師型
- その後はサービス型で継続
- 一部職種のみ講師型
など、
組み合わせる設計も現実的な選択肢です。
選ばない判断も含めて整理する
ここまで整理した結果、
- 今はどちらも合わない
- 研修自体を急ぐ必要はない
という結論に至る場合もあります。
それも、
判断が整理できた結果であれば
十分に意味のある結論です。
まとめ
人材育成・研修サービスを考える際に重要なのは、
- 正解を探すこと
- 流行に乗ること
ではなく、
自社の前提と照らして選べる状態になること
です。
このカテゴリでは、
そのための考え方を整理してきました。