学び直しを始めてみたものの、
気づけば途中で止まってしまった。
そんな経験は、多くの人にあります。
・最初はやる気があった
・時間も少しは確保していた
・でも、いつの間にか見なくなった
この状況を「自分の意志が弱いから」と片付けてしまう人は少なくありません。
しかし実際には、学びが続かない原因の多くは 本人の問題ではありません。
学びが止まるのは、よくあること
まず前提として押さえておきたいのは、
学びが途中で止まること自体は、ごく自然だということです。
学び直しは、日常業務や生活の合間に行われます。
業務量が増えたり、環境が変わったりすれば、優先順位が下がるのは当然です。
それでも多くの人が続かないのは、
「努力が足りない」からではなく、
構造的に続きにくい始め方をしているからです。
よくある「続かない状態」3パターン
① ゴールが曖昧なまま始めている
「将来のため」「不安だから」という理由で始めた学びは、
途中で迷いが生じやすくなります。
- どこまでできれば十分なのか
- いつ区切りをつけるのか
こうした基準がないまま進めると、
少し停滞しただけで「意味があるのか分からない」と感じやすくなります。
② 学びに“成果”を求めすぎている
学び直しをするとき、
つい「すぐ役立つか」「結果が出るか」を考えてしまいがちです。
しかし、短期成果を前提にすると、
- 手応えがない
- 成長を実感できない
と感じた瞬間に、学びは止まります。
多くの場合、学びの効果は
後から振り返って初めて分かるものです。
③ 学ぶこと自体が目的になっている
教材を探し、情報を集め、学んでいるつもりでも、
「なぜそれを学んでいるのか」が曖昧なまま進んでしまうケースもあります。
この状態では、
- 学んでいる感覚はある
- しかし納得感がない
というズレが生まれ、やがて離脱につながります。
続けられる人は「続けよう」としていない
意外に思われるかもしれませんが、
学びを続けている人ほど、
「続けること」自体を目標にしていません。
- 必要だから触っている
- 興味があるから覗いている
- 今の状態に合っているから使っている
このように、
学びが生活や業務の中に自然に組み込まれています。
学び直しは「止まってもいい」
学び直しは、
一度始めたら止めてはいけないものではありません。
むしろ、
- 一度止める
- 少し距離を置く
- 必要になったら再開する
この繰り返しの方が、現実的です。
重要なのは、
止まったことを失敗だと捉えないことです。
続かないと感じたときに整理したい視点
学びが止まったときは、
次の点を振り返ってみてください。
- 今の自分に合った学び方だったか
- 求めているレベルが高すぎなかったか
- そもそも今やる必要があったか
ここを整理するだけで、
「続けるべきか/やめていいか」の判断がしやすくなります。
次に考えるべきこと
学びが続かない理由が、
意志や根性の問題ではないと分かれば、
次に考えるべきは **「手段の違い」**です。
- 書籍
- 動画
- 研修
- オンライン学習
これらは似ているようで、
役割や向いている人が大きく異なります。
次の記事では、
それぞれの学習手段をどう考えればいいのかを整理していきます。
まとめ
学びが続かないことは、失敗ではありません。
- 合っていない可能性がある
- 今の段階では不要なだけかもしれない
- 別の形が向いているだけかもしれない
そう捉えるだけで、
学び直しへの向き合い方は大きく変わります。